バストアップサプリと比べても安そうなので、効果があるなら試してみたいんですけど…。
でもね、「ナイトブラちゃん」。プロテインを飲むだけじゃ全く意味が無いので注意して下さいね?
ここではプロテインがバストアップに効果的と言われる理由や、バストアップに効果的なプロテインの種類・飲み方などをご紹介します!
目次
プロテインで効果的にバストアップするなら筋トレが必須!?

- たんぱく質を効率よく摂取できる
- 小食な人のカロリー摂取源になる
「ムキムキにはなりたくない」という方もいるかもしれませんが、「プロテイン=たんぱく質」のことです。胸を大きくする栄養素ではなく、筋肉の修復や増大に効果があります。
とは言え、女性ホルモンの分泌を促したり、バストの土台となっている大胸筋などの発達に必要な栄養素でもあります。そんな大切な栄養素ですが、ほとんどの人はプロテインを飲んでもバストアップ効果はありません。
「たんぱく質のとり過ぎは危険?摂取量の目安は?」を見て頂くと分かるように、女性が1日に必要とするたんぱく質は40~55g程度です。(妊娠・授乳中はさらに増える)
対して厚生労働省が平成29年に公表した調査結果によれば、10代のデータがありませんでしたが、20歳以上の全ての女性でたんぱく質の平均摂取量が59.7g/日を超えています。
つまり、一般女性は普段の食事でたんぱく質は足りているということです。でも、ジムで本格的なトレーニングをしている方や、痩せ型で「体重が軽い方」や「一日のカロリー摂取量が少ない人」など、一部の人にはプロテインの効果に期待ができます。
だいたいご飯1杯あたりが240㎉程度です。プロテインは種類にもよりますが1食100㎉程度です。その為、小食で一日の摂取カロリーが足りていない人にとっては、プロテインがカロリーやたんぱく源になることもあります。
「痩せ型女性はプロテインを使ったバストアップ方法が良い」は本当?

嘘ではありませんが本当でも無いですね。前項でも書いたように、プロテインの種類によって前後しますが、だいたい1食分のカロリーは100㎉程度です。でも牛乳も1杯(200ml)あたり130㎉程度あります。
バストの90%は脂肪なので、太ることでバストアップに期待できます。でも、太れば胸以外の部分(アンダー)も太くなるのでカップサイズが上がる訳ではありません。つまり、カロリー摂取を目的とするのであれば、わざわざプロテインを選ぶ理由にはなりません。
もし、「牛乳を飲むとお腹が痛くなる…」という方は豆乳でも十分です。1杯(200ml)あたりで約90㎉あります。牛乳も豆乳もカロリー・たんぱく質が豊富です。
そもそもプロテインは、運動している人が効率的にたんぱく質を摂取する為のサプリメントです。運動量に応じて、女性が1日に必要とするたんぱく質量は50~100gに増えます。これを3回の食事から摂取するのが大変なのでプロテインの出番!ということです。
プロテインは飲んだだけで筋肉が付く(太る)訳ではありません。なので、痩せ型であろうが運動をしていないならプロテインを飲む必要はありません。牛乳か豆乳を飲めば十分ですし、コスパも良いです。
プロテインでバストアップに成功する期間はどれくらい?

ジムなどで本格的な筋トレを行った上でプロテインを飲んだ場合でも、早くて半年は見た方が良いでしょう。何度も言いますが、筋トレをせずにプロテインを飲むのはお金を捨てるだけなので止めましょう。
体重を増やす目的でプロテインを飲む場合、元の体重や基礎代謝にもよりますが、やはり3カ月から半年は必要になります。長期的な出費となるので、ただ体重を増やすだけなら牛乳や豆乳がおすすめです。
バストアップに効果的なプロテインはホエイ?他の種類は?
プロテインの種類 | 特徴 |
---|---|
ホエイ(乳たんぱくの一部) | 高いけど吸収が早い |
カゼイン(乳たんぱく) | 吸収がゆるやか |
ソイ(大豆) | 安い・満腹感を維持し易い |
プロテインには大きく分けて3種類あります。動物性の「ホエイ」・「カゼイン」、植物性の「ソイ(大豆)」です。バストの土台になっている大胸筋を大きくしてバストアップするなら、おすすめは吸収が良い「ホエイ」です。
小食でたんぱく質の摂取量を確保できない人には、吸収がゆるやかな「カゼイン」がおすすめです。「ソイ」は大豆が原料になっていることもあり、繊維質が豊富で腹持ちが良いので、筋トレをしつつダイエットやシェイプアップしたい方におすすめです。
何度も言いますが、バストアップにホエイがおすすめな訳ではありません。筋トレによるバストアップ効果(筋肥大)に最も期待できるのがホエイプロテインということです。
バストアップに成功する為にプロテインの効果的な飲み方・タイミング・量は?
出典:ザバス
どれくらいハードなトレーニングをしているかによります。当サイトで紹介しているエクササイズレベルであれば、「トレーニング後」だけでも十分です。具体的な筋トレ方法については次のページを参考にしてみて下さい。
もしジムなどで本格的なパーソナルトレーニングなどをしている場合は「就寝前」も飲むと良いでしょう。朝食時はメニューにたんぱく質が不足している場合に飲むと良いでしょう。


バストアップ目的でプロテインを飲むと太るの?
食材 | たんぱく質(g) | カロリー(㎉) |
---|---|---|
プロテイン(1食分) | 10前後 | 100前後 |
豚バラ(脂身つき) | 14.2 | 386 |
鶏もも肉(皮つき) | 16.2 | 200 |
さんま | 18.5 | 310 |
まぐろ(赤身) | 26.4 | 125 |
大豆(ゆで) | 16.0 | 180 |
納豆 | 16.5 | 200 |
※プロテイン以外は100gに対する値
上記を見て頂くと分かるように、プロテインはカロリーが低めになっている(種類による)ので特別太り易い食べ物ではありません。むしろ、カロリーを控えて同量のたんぱく質をとれる食材と言えます。
とは言え、太らないという訳でもありません。運動量などに応じて変わりますが、たんぱく質を吸収できる量は限られています。一定量を超えて摂取した分は体脂肪として蓄えられます。
アムウェイのプロテインはバストアップに効く?

アムウェイにはいくつかプロテインの種類があるようですが、特別バストアップに効果的という印象はありません。アムウェイのプロテインの中には「3種類の植物性たんぱく質を混ぜることで消化吸収率を高めた」ものもありました。
市販のプロテインでも消化吸収率が高いプロテイン(ホエイ)はあります。また、大豆にはバストアップに効果的と言われる「イソフラボン」が含まれています。3種類をミックスすることで、大豆の使用量が減るということはイソフラボンの割合も減るということです。
とは言え、バストアップに効果的な飲み物でもまとめたように、バストアップには栄養バランスが大切です。プロテインの質よりも食事のバランスを考えた方が、バストアップには効果的ですよ♪

まとめ
ここではプロテインがバスストアップに効果があるのか?おすすめの飲み方やバストアップ効果が期待できるプロテインの種類についてまとめました。基本的にプロテインが必要になるのは、一部の筋トレ上級者です。
軽めのエクササイズなどを行っている方なら、飲み物を豆乳や牛乳に変えるだけで十分です。「痩せ型のバストアップにプロテインが良い」という情報が流れているようですが、わざわざプロテインでなくても、豆乳や牛乳で十分ですよ♪